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代表メッセージ

代表メッセージ 代表取締役社長 松宮 勇市

「ものづくり」は「ヒトづくり」
会社が社員の皆さんにとって 1 つの教育の場になればいいなと。

会社の事業内容を教えてください

社会のインフラとして人々の生活を支える機械設備をオーダーメイドで製造しております。
基本的には設計から製作、据え付けまで全て承っており、当社で作ったものが道外また国外まで行っているケースもあります。
例えば、皆さんが利用する飲み水や下水、そういった水を処理するような設備や、ダム、水門関係もやっております。

事業を営む上で大切にしていることはなんですか?

「ものづくり」は「ヒトづくり」であるという考え方を根本に持っております。
会社が社員の皆さんにとって1つの教育の場になればいいなと。ここで単に仕事をやって帰るだけではなくて、社会生活を進めていく上で必要な考え方、先輩などの人との関わり方、お客さんとの関わり方、そういったものを学ぶ場になればいいなというふうに思っております。

東日本大震災の際に受注した印象深い仕事があると聞きましたが?

震災があった翌年に震災のがれきを緊急で処理しなければいけないということで当社にお引き合いをいただき、何十年もお付き合いしているお客様からいただいたお話です。
お盆付近にお話をいただいて、実質3ヶ月で設計から製作、据え付けまで全部終えるという仕事で、当然ながら当社だけでは対応できないので、本州方面の協力会社にも協力していただいて、それで短納期でまとめたという実績があります。
これはもう全社員を動員して本当にお盆から11月までは戦争のように忙しかったですれけども、それをやり遂げた時の達成感というのもひとしおでした。
何か他のところで災害が起きたときにもすぐ対応できる、そういう力も我々持っていなきゃいけないというふうに感じた物件でもありました。

まずは「やってみよう」
失敗したら「次うまくいけばいいじゃん」というくらいの気持ちで

富士屋鉄工のすごいところはどんなところですか?

結構お客さんに言われるのが、当社は20人弱位で今やっていますけれども、「よくこんな人数で設計から据え付けまで全部対応しているね」と。普通はこの人数だったら例えば溶接加工だけとか機械加工だけ、据え付けだけ、っていう会社はいっぱいあるんですけれども、それを全部ひとまとめにやる事はなかなかノウハウだけではできないですし、まず本当ならそこまでやることもできないんですけれども、弊社の場合は色々な人の力を借りてでも取りまとめる、と。そこの力っていうのはすごいなぁと。お客様から言われて私も普段からそう思っていますね。
先程の震災の話も含めて、超短納期だとか他社ではできない・断られたっていうような時に逆に燃えるというか。それをやってしまう、何か『力』というものがあって、普段はあまりやりたがらないようなことも弊社にそういう話だということで来たら「よし!じゃあやろう!」と急に燃える、っていうのは結構ありますね。

その力はどこから出てくるのでしょうか?

どこから出てくるのでしょうねぇ。やっぱりまずは弊社の歴史があることで皆プライドを持って仕事をしていると思いますし、中途採用も含めて色々な業界出身の色々な社員がおりますので、そういう経験から「何とかなるんじゃないか」と。まぁやってみましょう、というところですね。
私もはっきり言って文系出身で技術的に明るくないところもたくさんあるんですけれど、まずは「やってみよう」と。失敗したらしたで「次うまくいけばいいじゃん」というくらいの気持ちでやっているので、社員には「どんどん失敗してください」と。「そのかわり同じ失敗を繰り返さないようにしようね」という話は常々しています。

富士屋鉄工のこれから先の未来をどうお考えですか?

基本的には会社といえども自分の利益だけ考えてやっていても社会に支持されないと思っていますので、これからの世の中は『共感』だとか、“世のため人のため”じゃないですけれども『社会の役に立つ』ということを考えながらやって行きたいと思っています。
今はあまり規模を追うつもりはないですけれども、社会の中である一定の役割を担うということになるとそれなりの売り上げを、例えば3億より5億、5億より10億、ということで、私の個人的な目標で行くとやっぱり100億よりは1,000億に向けて行きたいとは思っていますけれど、ひとつの事業で出来ないのであれば当社で出来る色々な付加価値を広げていって、それが社会のお役に立てばどんどん大きくなっていけるのではないかと。それが自社だけではなく当然社員にも還元する、そして社会にも還元する、だからまた支持される。と、そういう良い循環ができれば、地域あるいは日本、果ては海外まで進出する基盤もできていくんじゃないかなと思っております。